環境学習「CO2濃度を科学する!」
二酸化炭素(CO2)は地球温暖化の一要因であり排出制御を行わなければならないことは、周知のこととなっていますが、対象が無味無臭の気体であることから、
最も身近にありながらその動態は案外と知られていません。さらに、その影響は地球規模に至る広い視野により認知されるものであることから、個々の関心は専らマスコミ
などの受動的な媒体からの情報提供によりなされているのが現状です。それ故に、客観的に現象や状況を捉えにくく、人々の関心は結論としての排出制御対策のほうに
偏りがちです。
そこで、本活動は、CO2動態の可視化情報とタンジブル(触知認知可能)な空間を提供することで、参加者および実施者の双方が、大気中のCO2の動態と、その観測
に関する公平な知識を得、また、地球規模に至る我々の存在空間を実感することで、地球温暖化対策のベースとなる客観的な観点を獲得することを目的とします。
学習概要は以下のとおり。H22年度開始の予定。
◆ CO2の特性及び排出・吸収要因についての討議と、測定装置による測定実施
◆ CO2測定値の時間変動グラフを見て、その原因について討議
◆CO2の人為的な排出量についての講義と、CO2の容積・重さを実感する実験
◆ CO2排出抑制の方法についての討議と、現在行われている対策の講義
◆ インターネット利用による測定値公開について、実機を用いた説明
◆ 全体のまとめとアンケートの実施
※ 全体で1時間30分程度とし、討議はグループごとに行う。