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人間の生活圏におけるCO2濃度をリアルタイムで知ることができる観測網を独自に開発し、このホームページで公開しています。
co2sosでは、主にCO2(二酸化炭素)の「ビジュアル化」と地球温暖化問題に対する「当事者意識」を念頭に置いて、独自の観測網によりCO2濃度を常時公開しています。
※1 当法人は絶対量での議論は行いません。
※2 データ利用者が絶対量での評価を行う場合、使用した測定器を公表し絶対量に保証を持てないことを明示したうえで、あくまでも個人的見解として行ってください。
※3 グラフ表示している気温及び湿度は測定装置内の値であるため、屋外の外気温及び湿度とは異なります。
NO.1
「ビジュアル化」というのは、CO2という目に見えない気体の濃度を各地で測定し、さらにそれをグラフ化して、時間的な変化が見えるようにしています。恐らくこれを見た多くの人々は、CO2濃度はこんなにもダイナミックに変化しているのかということに、まずは驚かれると思われます。 次に、例えば晴天の昼間に濃度が低下している原因が植物の光合成だと知って、その効果の大きさに驚き、その結果、森林保護の重要性を再認識することにつながると思います。 また、朝夕の通勤時に車の渋滞が起こり、その結果、濃度が一時的に上昇していることを知ることで、なるべく車を使わない、エンジンを小まめに切るといった、行動の変容につながるのではないかと思います。 co2sosがやっている「見える化」には、このような効果があると考えています。
No.2
「当事者意識」というのは、環境問題を自分のこととして捉える、身近な問題であると捉えるという意味です。特に、地球温暖化問題というのは、グローバルな問題であり、一人一人ができることは限られています。それゆえ、ともすると当事者意識が弱くなりがちです。 これに関しては、最初に、気象庁のCO2濃度の測定点と、co2sosの場合の測定点の違いをお話ししたいと思います。気象庁の場合は、人間の社会経済活動による局所的な濃度上昇の影響を避けるため、南鳥島など人間の生活圏から離れた場所に測定点が設けられています。 これに対し、co2sosの場合は、あえて人間の生活圏の中の濃度を測定しています。人間の生活圏では、自動車や火力発電所によるCO2の排出、森林による吸収などで、常に濃度が変化していますが、このような変化を知って頂くことが目的です。
No.3
例えば、地球全体の平均CO2濃度が過去最高を更新したとか、こういう話を聞いても実感が湧くでしょうか。何か大変なことが起こっているという印象は持っても、その程度で終わるのではないかと思います。それよりは、自分の街のCO2濃度が常に変化していることを知り、その変化の原因が植物の光合成や火力発電所からのCO2排出であることを知ることによって、森林の保護や節電がいかに重要であるのか、再認識することにつながると思います。 地球全体の平均値といった、ある意味、広く薄められた数値でなく、まさに自分の住んでいる街で起こっている現象を見せることにより、自分の日常の行動がそれに影響しているかも知れないということに気付いていただくのが狙いです。
CO2測定装置設置協力者
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